“はしばし”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ハシバシ
語句割合
端々96.2%
端端3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
センバという名称は西は大分県海部あまべ郡、肥前ひぜん千々岩ちぢわ、また熊本県八代やつしろ郡などにも見いだされるが、主としては東北の端々はしばしにおいて行われている。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
そう言われてみると言葉の端々はしばしにも、男とは思われないようなものがあることを思い出して、長蛇のような亀甲橋を振返って、その後ろ姿を見送ります。
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
私はこの生きものと一緒にいると、何かしら父や母について、引き続いた感情や、言葉の端端はしばしを感じ得られるのであった。
幼年時代 (新字新仮名) / 室生犀星(著)