“はけん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
派遣72.7%
覇権22.7%
覇權4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
久慈くじ郡の佐竹ノたて亘理わたり郡の相馬一族。またさきに尊氏から、奥州管領かんりょうの名で東北に派遣はけんされていた斯波しば家長の党などが
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それからいくばくもなく紅葉が多年の牙城たる『読売』をてて『二六にろく』に移った時は、一葉落ちて天下の秋を知るで、硯友社の覇権はけんがそろそろ徐々もろもろ傾き出した。
その覇權はけんへむかつて進出したときの行進曲として、政治的文學をもつたこと、そしてブルジョア革命のまつ最中には、歴史的に見れば一時文學の衰頽期を現出したこと等が、それを語つている。