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のりばけ
ふりがな文庫
“のりばけ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
糊刷毛
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
糊刷毛
(逆引き)
すると、丁度その時、雌鶏は爺さんの油断を見すまして、荒縄から身をすり
脱
(
ぬ
)
け、土の上を走りだした。
糊刷毛
(
のりばけ
)
のような白い毛を羽根の先に残しているだけで、全くの丸裸になってしまっている。
南方郵信
(新字新仮名)
/
中村地平
(著)
二階に、柿田が病人と二人ぎりで居ると、
階下
(
した
)
から
種々
(
いろ/\
)
な話声が途切れ/\に聞える。トン/\トン/\と店の方で打つ経師屋らしい
糊刷毛
(
のりばけ
)
の音は、
寝胼胝
(
ねだこ
)
のあたつた
内儀
(
かみ
)
さんの
身体
(
からだ
)
に響けて来る。
死の床
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
伸子は
糊刷毛
(
のりばけ
)
を手に持ったまま耳を澄した。
伸子
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
のりばけ(糊刷毛)の例文をもっと
(3作品)
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