“のりと”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ノリト
語句割合
祝詞98.0%
法人2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平安朝の初の内は、発音としてはなくなってしまったでしょうが、仮名の上には相当区別が見えるのであります。それで祝詞のりとのことです。
古代国語の音韻に就いて (新字新仮名) / 橋本進吉(著)
康頼は参詣の度ごとに、形通り祝詞のりとを捧げることにした。御幣紙ごへいがみなど気のきいたものもないから、花を手折って代用にしていた。
昨夜、横浜から法人のりとさんがお見えになったんですの。……昨夜は遅うござんしたし、それにすぐあんな騒ぎでしょう、そんなわけでお宅には伺わなかったんですが、今夜はきっとお伺いしますわ。
暴風雨に終わった一日 (新字新仮名) / 松本泰(著)