“のらいぬ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
野良犬96.2%
野犬3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その獰猛な犬は、その子供たちと親しい犬で、可哀そうな小犬は、そこらへ迷い込んだ、子供たちと縁のない野良犬のらいぬかなんかなのだろうか。
如何なる星の下に (新字新仮名) / 高見順(著)
それだけでなく、野良犬のらいぬかく場所ばしょでもあるのをづくと、また、そこを一こくはやるのをちゅうちょしませんでした。
どこかに生きながら (新字新仮名) / 小川未明(著)
それから二人はまた野犬のらいぬのように、あっちへ鼻をくっつけたり、こっちへ耳を立てて見たりしながら、どこをどう歩いたのか、大きな川のそばへ出ていました。