“のやしろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
野社80.0%
野祠20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
道々みち/\は、みねにも、たににも、うしたところ野社のやしろ鳥居とりゐえた。
魔法罎 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
その野社のやしろは、片眼の盲ひたる翁ありて、昔より斉眉かしずけり。
紫陽花 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
また家がなければ野祠のやしろの中でも好いから、一泊して明日ゆっくり往こうかと思い思い、眼を彼方此方へやっていた。
太虚司法伝 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)