“のすけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
之助50.0%
野助50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さて、かうして潜水を稽古けいこしてゐるうち、さすがに名人太海ふとみ之助のすけの子だけに、たちまちのうちに、今太郎いまたらう君は一人前の——いや、子供でありながら、大人にまさるほどの立派な潜水夫になりました。
動く海底 (新字旧仮名) / 宮原晃一郎(著)
其れから大詰に仇方かたきがたに仕へて居る彌五郎の息子野助のすけ(実は力彌りきや)が主人の為に父と戦ひ一刀に斬られる所がある。これ等も変つて居るので観客くわんかく大受おほうけである。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)