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ねこま
ふりがな文庫
“ねこま”の漢字の書き方と例文
語句
割合
猫間
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
猫間
(逆引き)
ともあれ一刻も早く慰めてやりたいと、あわただしく
湯漬
(
ゆづけ
)
を一
椀
(
わん
)
かっこんで、宿の亭主に小舟を頼み、京橋口から
猫間
(
ねこま
)
川をのぼって、
小橋
(
おばせ
)
村
黙蛙堂
(
もくあどう
)
の
家
(
うち
)
へ
馳
(
は
)
せつけた。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
うぬ等は
猫間
(
ねこま
)
の落人だらう、ふざけた真似をしやがるなと云つて、二人の衣類を剥ぐ。わん平は
剥身絞
(
むきみしぼり
)
の襦袢と
鬱金
(
うこん
)
木綿の越中褌とになり、おだるは例の長襦袢一つになる。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
猫間
(
ねこま
)
現代語訳 平家物語:08 第八巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
猫間
(
ねこま
)
川の眺めに渋茶をすすっている。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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