“ぬかるみみち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
泥濘路50.0%
泥濘道50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さらでだに疲れたる頭を無益に惱ましたるそのうへに尚二百里の間、いぶせき田舍の泥濘路ぬかるみみちを俥に搖られて、ほと/\探勝に伴ふ體苦心苦の辛さを味はひ、したたか幻滅の悲しさを感じてゐたのが
湖光島影:琵琶湖めぐり (旧字旧仮名) / 近松秋江(著)
れから車を沼のへりまで引き込み、の荷をおろし、二人で差担さしかつぎにして、沼辺ぬまべり泥濘道ぬかるみみちを踏み分け、よしあし茂るかげえまして、車夫は心得て居りますから、枯枝かれえだなどを掻き集め