“ぬかだのおおきみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
額田女王66.7%
額田王33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十市皇女は天武天皇の皇長女、御母は額田女王ぬかだのおおきみ、弘文天皇の妃であったが、壬申じんしんの戦後、明日香清御原あすかのきよみはらの宮(天武天皇の宮殿)に帰って居られた。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
額田女王ぬかだのおおきみの名も、悪女の神に入れてあるらしい。
大菩薩峠:29 年魚市の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
鏡王女かがみのおおきみの歌である。鏡王女は鏡王かがみのおおきみむすめ額田王ぬかだのおおきみの御姉に当り、はじめ天智天皇の御寵おんちょうを受け、後藤原鎌足ふじわらのかまたりの正妻となった。此処ここ神奈備かむなび竜田たつたの神奈備で飛鳥あすかの神奈備ではない。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
額田王ぬかだのおおきみが近江天皇(天智天皇)をお慕いもうして詠まれたものである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
額田王ぬかだのおおきみの歌だが、どういう時にんだものかつまびらかでない。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)