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ぬかがみ
ふりがな文庫
“ぬかがみ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
額髪
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
額髪
(逆引き)
額髪
(
ぬかがみ
)
の幼な
女童
(
めわらは
)
、そのごとく今も囲むに、早や老いて
含
(
ふふ
)
むものなし。子をなして
幾人
(
いくたり
)
の親、死なしめて
後
(
あと
)
のこる妻、
姦
(
かし
)
ましと世にいふ
際
(
きは
)
か、さて寄りて我にかくいふ。
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
額髪
(
ぬかがみ
)
の
女童
(
めろ
)
も交りて、ほつほつと、ひとりひとりに、軽き提げ重きはかつぎて、あなかなし五浦少女、草いきれ暑き
小径
(
こみち
)
を、潮しぶく東の磯の潮見堂、その
母家
(
おもや
)
まで、山越え野越え。
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
額髪
(
ぬかがみ
)
の
笑
(
ゑま
)
ふ
女童
(
めわらは
)
このごとくあどなきものを恋ふとありにし
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
額髪
(
ぬかがみ
)
の幼なかりにし俤は
五十歳
(
いそとせ
)
過ぎてその亡きあとも
黒檜
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
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