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にわかぶげん
ふりがな文庫
“にわかぶげん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
俄分限
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
俄分限
(逆引き)
宿屋の亭主の
情
(
なさけ
)
を受けて今の始末、
素
(
もと
)
より
悪性
(
あくしょう
)
のお國ゆえ
忽
(
たちま
)
ち思う
様
(
よう
)
、此の人は
一代身上
(
いちだいじんしょう
)
俄分限
(
にわかぶげん
)
に相違なし、此の人の云う事を聞いたなら悪い事もあるまいと得心したる故
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
今まで貧乏だった親類縁者が
忽
(
たちま
)
ちにして
俄分限
(
にわかぶげん
)
となり、みじめだった曲馬団の踊子、活動女優、女歌舞伎達は、この島では日本一の名優の様に好遇され、若い文士、画家、彫刻家、建築師達は
パノラマ島綺譚
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
初
(
はじめ
)
はほんのもう屋台店で渋茶を
汲出
(
くみだ
)
しておりましたのが
俄分限
(
にわかぶげん
)
。
政談十二社
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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