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にしきた
ふりがな文庫
“にしきた”の漢字の書き方と例文
語句
割合
西北
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
西北
(逆引き)
……お前も知っている通り、十五日は朝から夕方にかけて、かなり強い
西北
(
にしきた
)
の風が吹いた。
顎十郎捕物帳:13 遠島船
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
三階に着くより静緒は
西北
(
にしきた
)
の窓に寄り行きて、
効々
(
かひがひ
)
しく緑色の
帷
(
とばり
)
を絞り
硝子戸
(
ガラスど
)
を
繰揚
(
くりあ
)
げて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
西北
(
にしきた
)
の
寒風
(
かんぷう
)
に吹付けられながら歩いて行くと、何ともなく遠い行先の急がれるような心持がして、電車自転車のベルの
音
(
ね
)
をば駅路の鈴に見立てたくなるのも
満更
(
まんざら
)
無理ではあるまい。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
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(11作品)
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