“にしがわ”の漢字の書き方と例文
語句割合
西側100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
思いきや、時にあなたなる西側にしがわ鯨幕くじらまくをしぼって、すらりと姿すがたをあらわした壮漢そうかんの手には、遠目とおめにもチカッと光る真槍しんそうが持たれていた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
主人はこれとこれとと、つぎつぎかぞえてつごう十余頭よとうちちのでるのだ。それからこの西側にしがわから三つめの黒白まだらが足をあげるから、をやっておいて、しぼらねばいかぬとつげる。
(新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)