“にくひききかい”の漢字の書き方と例文
語句割合
肉挽器械100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三番目は肉料理ですがもものランプステーキ即ちランという処を百目ばかり買って肉挽器械にくひききかいがあればそのまま挽いて細かくしますし
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
先生、牛肉や鳥の肉は肉挽器械にくひききかいで細かくしたのを戴きますと口へ入ってぐ溶けるような気がしておなか心持こころもちが大層よろしゅうございます。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
海老えびなぞは上等にすると肉挽器械にくひききかいで肉を細かにして玉子の黄身とパンくずで寄せて揚げますが略式にして肉のままこの衣で揚げてもよろしゅうございます
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
第百十三 メンチライス はコロッケーの原料のように半斤の肉を一度フライして肉挽器械にくひききかいで挽きます。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
ちょうどい食べ頃にゆるんだ肉であぶらや筋のない処を買ってそれを先ず肉挽器械にくひききかいへかけて一度挽きます。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
それからももとなって上のランド上のベインはビフテキなんぞに使いますし下のランド下のベインは挽肉ひきにくといって肉挽器械にくひききかいで挽いてフーカデンとかコロッケとかいうものに致します。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)