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なんごう
ふりがな文庫
“なんごう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
何合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何合
(逆引き)
とうとう余のハンケチにも
何合
(
なんごう
)
かのどんぐりを満たして「もうよしてよ、帰りましょう」とどこまでもいい気な事をいう。
どんぐり
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
また小食の人も
健啖家
(
けんたんか
)
も、
肉
(
にく
)
を注文すれば同じ分量を
授
(
さず
)
けられる。ほとんど個性を無視して
男
(
おとこ
)
一
匹
(
ぴき
)
の
食物
(
しょくもつ
)
は
何合
(
なんごう
)
、衣類は
何尺
(
なんじゃく
)
と、一人前なる分量が定まっている。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
お母さんお母さん、あぶらげ
何枚
(
なんまい
)
たのむん? お母さんお母さん、やみ市でも
大豆
(
だいず
)
持っていくん?
何合
(
なんごう
)
もっていくん? お母さんお母さん、ぼくたち、今日から
瓶
(
びん
)
で米つこうか——
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
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