“なわばしご”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
縄梯子78.6%
繩梯子17.9%
縄梯3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここの部屋は「係員以外の出入厳禁」であったから、係員である僕たちは部屋に戻ると縄梯子なわばしごきあげておかなければならなかった。
吊籠と月光と (新字新仮名) / 牧野信一(著)
錠銀がこぼれださないように腹巻はらまきをしめなおし、壺は風呂敷に包んで首に括りつけ、繩梯子なわばしごをつたって甲板へ降りて行った。
呂宋の壺 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
三人は、するすると縄梯なわばしごのぼって、甲板かんぱんへ——。
火薬船 (新字新仮名) / 海野十三(著)