“なりみつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
成光50.0%
斉光50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その弟子の成光なりみつというものが、興義の入神の妙技をうけついで、一世に名声をあげた。
其の弟子八五成光なりみつなるもの、興義が八六神妙しんめうをつたへて八七時に名あり。八八閑院の殿との八九障子しやうじにはとりゑがきしに、生けるとりこの絵を見てたるよしを、九〇古き物がたりにせたり。
ことに寂心が僧となっての二三年はあたかも大江定基さだもとが三河守になっていた時である。定基は大江斉光なりみつの子で、斉光は参議左大弁正三位さたいべんしょうさんみまでに至った人で、贈従二位大江維時これときの子であった。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)