“なまへんじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
生返事63.3%
生返辞33.3%
生返辭3.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
博士の鼓膜こまくに、その声が入ったのか、博士は生返事なまへんじをした。生返事をしただけで、彼はなおも飾窓の青いペパミントの値段札に全身の注意力を集めている。
権十は、生返辞なまへんじだった。父娘おやこが二人きりの船世帯なので、十五の小娘を一人残して行くには忍びないらしいのである。
旗岡巡査 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
『えゝ』とあいちやんは生返辭なまへんじをして——、『その意味いみは——す——するッて——なにかを——もつと綺麗きれいにするッて』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)