“ななえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
七重90.9%
七会9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
訥吃とっきつ蹌踉そうろう七重ななえの膝を八重やえに折り曲げての平あやまり、他日、つぐない、内心、固く期して居ります。
虚構の春 (新字新仮名) / 太宰治(著)
ほんに世の中の人々は、一寸ちょっとした一言ひとことをいうては泣き合ったり、笑い合ったりするもので、己のように手の指から血を出して七重ななえ釘付くぎづけにせられたかどの扉をたたくのではない。
十三の大字を集めて十余三とよみ村といったり、七つの大字を合わせて七会ななえ村といったり十一の大字で仲よく暮そうというので土睦つちむつ村といったりするのは
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)