“なつば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
夏場33.3%
夏季33.3%
夏期33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
魚河岸うおがしにおける一日約一千尾の大まぐろは、大部分が焼き魚、煮魚として夏場なつばのそうざいとなるのである。
鮪を食う話 (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
であるから平常ふだんは十時頃になると店の戸を閉める家すらある位、夏季なつばなら知らぬこと其他は赤坂の夜は確かに日本橋、京橋、神田、本郷、下谷
夜の赤坂 (新字旧仮名) / 国木田独歩(著)
藪下やぶしたから根津神社へ抜ける広い原に、夏期なつば真菰まこもの生いしげる小さな沼がある。
平賀源内捕物帳:萩寺の女 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)