“なげい”の漢字の書き方と例文
語句割合
投入100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おとして川へ投入なげいれたるに相違これなく候御定法通ごぢやうほふどほ御所刑おしおき仰せ付られ下され度と申立てければ伊藤は聞て然らば傳吉の口書を以て爪印つめいん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
あまつさえ御門弟しゅもとゞりを取って門外へ引出し、打ち打擲して割下水へさかさまに投入なげいれられ、半死半生にされても此方こっちは町人、相手は剣術の先生で手向いは出来ず
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
のみならず、品川は何かを取出すのではなくて、反対に、今抜いた石垣の穴へ、何かしら投入なげいれて、手早く石を元の通りに差込むと、そ知らぬ振りで、又スタスタと坂道を降りて行くのであった。
猟奇の果 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)