“なきつま”の漢字の書き方と例文
語句割合
亡妻100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
武邊の君は亡妻なきつま
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
ぞっとして、うしろを振返った——亡妻なきつまの顔が——血みどろになって——黒髪のあいだから怨みの眼を光らせて、自分の襟元へ、青白い手を伸ばしてきそうな心地が幾度もするのだった。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
身にむや亡妻なきつまくしねや
俳人蕪村 (新字新仮名) / 正岡子規(著)