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ながちり
ふりがな文庫
“ながちり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
長尻
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長尻
(逆引き)
あの
長尻
(
ながちり
)
だから、さあ又還らない、さうして何か
所思
(
おもはく
)
でも有つたんでせうよ、何だか知らないけれど、その晩に限つて
無闇
(
むやみ
)
とお酒を
強
(
しひ
)
るんでさ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
や、今度は
長尻
(
ながちり
)
長左衛門じゃぞ。奥方、農産会に出た、大糸瓜の事ではない、はッはッはッ。(出て
行
(
ゆ
)
く。)
錦染滝白糸:――其一幕――
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
実は、
婆々
(
ばば
)
どのの言うことに——やや
親仁
(
おやじ
)
どのや、ぬしは信濃国東筑摩郡松本中での
長尻
(
ながちり
)
ぞい……というて奥方、農産会に出た
糸瓜
(
へちま
)
ではござらぬぞ。三杯飲めば
一時
(
いっとき
)
じゃ。今の
時間
(
とき
)
で二時間かかる。
錦染滝白糸:――其一幕――
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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