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ながいも
ふりがな文庫
“ながいも”の漢字の書き方と例文
語句
割合
長芋
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長芋
(逆引き)
尤も尊い御身分の方だから、お平の
長芋
(
ながいも
)
などゝ悪口が出さうだが、
左
(
と
)
に
右
(
か
)
くお美くしい、お奇麗な若殿様だ。それに学問こそお出来にならぬさうだが、小説類は何でも読んで
在
(
い
)
らツしやる。
犬物語
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
「どうだね」と折の
蓋
(
ふた
)
を取ると白い飯粒が裏へ着いてくる。なかには
長芋
(
ながいも
)
の
白茶
(
しらちゃ
)
に寝転んでいる
傍
(
かたわ
)
らに、
一片
(
ひときれ
)
の玉子焼が黄色く
圧
(
お
)
し
潰
(
つぶ
)
されようとして、苦し紛れに首だけ飯の境に突き込んでいる。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「ちよいとノツペリして居るのと、三千五百石の旗本の跡取といふのを餌にして、若い女の撫で斬りですよ。世間の女はまた何んだつて、あんなお
平
(
ひら
)
の
長芋
(
ながいも
)
が良いんでせう」
銭形平次捕物控:186 御宰籠
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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