“なかたが”の漢字の書き方と例文
語句割合
仲違100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仲違なかたがいをしている人たちが前に歩みでて、まずずかしめを受けた者が相手の悪いことを即興そっきょうの歌にして、大胆だいたんにあざけって言いたてました。
そして正札三十円と値段のついた七ぽうの花瓶が目につくと、まるで仲違なかたがひの加藤高明氏にでも出会つたやうに、顔をそむけてそつと通り過ぎた。
また五十も過ぎて身寄りとはことごと仲違なかたがひをしてしまひ、子供一人ない薄倖はっこうな身の上を彼女自身潜在意識的に感じて来て
蔦の門 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)