“なかおかちまち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
仲御徒町71.4%
仲徒士町14.3%
仲徒町14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
学校へ入りましたのは仲御徒町なかおかちまち一丁目に住まっていた時のことで、毎日通勤するようになってから、住居すまいはなるべく学校へ近い方が便利だと思いました。
その場所は和泉橋いずみばしを入ったところの仲徒士町なかおかちまちとだけ言っておこう。今も住んでいるのが、つまり明々白地あからさまに言うのをはばか所以ゆえんでもあるのだが、その年代の調査は前同様矢張やはり新しい部に属する。
白い光と上野の鐘 (新字新仮名) / 沼田一雅(著)
末造は松永町から、仲徒町なかおかちまちへ掛けて、色々な買物をして廻る間に、又探るともなしに、飴屋のいさんの内へ壻入むこいりのあった事を慥めた。標札にあった巡査がその壻なのである。
(新字新仮名) / 森鴎外(著)