仲御徒町なかおかちまち)” の例文
いけはたの青海、仲御徒町なかおかちまちの本島(これが筆者の母校、若先生は初期の師範学校卒業生で、今は退隠されてなお健在。)
明治世相百話 (新字新仮名) / 山本笑月(著)
学校へ入りましたのは仲御徒町なかおかちまち一丁目に住まっていた時のことで、毎日通勤するようになってから、住居すまいはなるべく学校へ近い方が便利だと思いました。
春濤は枕山が仲御徒町なかおかちまち三枚橋の家の近くに居をしゅうし、更に翌年の春頃同じ町内の摩利支天まりしてん横町の角に移った。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
向う側は仲御徒町なかおかちまちで、私の宅からは初めての横町を右に曲り、これを真直に行くと生駒いこま屋敷の裏門となる。
仲御徒町なかおかちまち一丁目三十七番地へ転宅しました。