“どうかく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
同格33.3%
堂閣33.3%
銅角33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
途中とちゅう、ほかの大名だいみょうにあったらば、同格どうかく会釈えしゃくをして、かまわないから、羽柴筑前守はしばちくぜんのかみのみうちと名のれ——関所せきしょへかかったときは、武器ぶきせろよ! いいか
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
附近には、大きな堂閣どうかくが多いので、法師武者は、消火に必死だった。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
哀々あいあいたる銅角どうかくを吹き、羯鼓かっこを打ち鳴らし、鉦板しょうばんをたたいて行く——葬送の音楽が悲しげに闇を流れた。兵馬みな黙し、野面を蕭々しょうしょうと風もく。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)