“とりしらべ”の漢字の書き方と例文
語句割合
取調100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
熱海あたみ予審判事、警視庁の戸山第一捜索課長以下鑑識課員、大森署より司法主任綿貫わたぬき警部補以下警察医等十数名現場げんじょうに出張し取調とりしらべを行ったが
二重心臓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
祈ると同時に大原君が家庭教育取調とりしらべの任をおわって海外から御帰朝なさる時分には我邦の社会にもまた野蛮的の飲酒会さけのみかい淫猥いんわいなる宴会のあと
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
警視庁では、K刑事の上役の捜査係長が取調とりしらべを担当して、終日ゴリラ男と根比こんくらべをして見たが、結局何のる所もなかった。
恐怖王 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)