“とりころ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
取殺62.5%
執殺25.0%
憑殺12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところが所天つれあいくなってからというものは、その男の怨霊おんりょう如何どうかすると現われて、可怖こわい顔をして私をにらみ、今にも私を取殺とりころそうとするのです。
運命論者 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
したよ。お安に執殺とりころされたのかな。
恨みの蠑螺 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「へえ、そうですかい。悪いことは出来ねえもんだね。お化け師匠とうとう憑殺とりころされたんですよ」
半七捕物帳:05 お化け師匠 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)