“とりかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鳥飼80.0%
鳥甘20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「右手の岸に見えるのが、鳥飼とりかいの里だから、もう、いくらもない。——神崎川と、安治あじ川の三ツ股に、分れる川の。そこが、江口の君たちのいます村だよ」
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
十七歳の十二月はじめに上総かずさ木更津きさらづ鳥飼とりかいというところの料理兼旅館の若主人の妻となった。
松井須磨子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
そこで天皇がお歡びになつて、ウナガミの王を返して神宮を造らしめました。そこで天皇は、その御子のために鳥取部・鳥甘とりかい品遲部ほむじべ大湯坐おおゆえ・若湯坐をお定めになりました。