“とものり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
具教80.0%
友矩10.0%
知度10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
国司北畠具教とものりは名高い大将で、大河内おごうち城に拠って固く防いだ。蒲生鶴千代、改め忠三郎賦秀は、五百の兵を率いて陣頭に進んだが、身も心も全く動揺してしまった。
蒲生鶴千代 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
と、小姓組の刑部友矩とものりが、家光の眸を導いた。家光は大勢の若者の中から、鶏群けいぐん一鶴いっかくをすぐ見出したらしく
柳生月影抄 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、友矩とものりはそのまま客書院へ通って、ずっと上座へ坐った。
柳生月影抄 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
小松三位さんみの中将維盛これもり、越前三位通盛みちもり但馬守経正たじまのかみつねまさ薩摩守忠度さつまのかみただのり、三河守知度とものり淡路守清房あわじのかみきよふさ、侍大将には、越中前司盛俊のぜんじもりとし上総大夫判官かずさのたいふのはんがん忠綱、飛騨大夫ひだのたいふ判官景高、高橋判官たかはしのはんがん長綱、河内判官秀国