“とこく”の漢字の書き方と例文
語句割合
杜国100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たそがれを横にながむる月細し 杜国とこく
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
杜国とこく亡びてクルーゲル今また歿ぼっす。瑞西すいっつるの山中に肺にたおれたるかれの遺体いたいは、故郷ふるさとのかれが妻の側にほうむらるべし。英雄の末路ばつろ、言は陳腐ちんぷなれど、事実はつねに新たなり。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
はやり来て撫子なでしこ飾る正月に 杜国とこく
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)