“とぎゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
屠牛66.7%
斗牛33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
王も金も回部の民で、みな屠牛とぎゅうを業としている者である。それが牛のために失敗したのも因縁いんねんであろう。
屠牛とぎゅう所の生き血のたたりがあの湖にはあるのだろう」
死屍を食う男 (新字新仮名) / 葉山嘉樹(著)
渡し場からむしろを借り、それを河原の真中に敷いて、一瓢いっぴょうを中央に据え、荷物を左右に並べて、東山とうざんのほとりより登り、斗牛とぎゅうかん徘徊はいかいしようとする月に向って道庵は杯をあげ
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)