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とぎぼうこ
ふりがな文庫
“とぎぼうこ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
伽婢子
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伽婢子
(逆引き)
これが牡丹燈籠の
原話
(
げんわ
)
の
梗概
(
こうがい
)
であるが、この原話は
寛文
(
かんぷん
)
六年になって、
浅井了意
(
あさいりょうい
)
のお
伽婢子
(
とぎぼうこ
)
の中へ
飜案
(
ほんあん
)
せられて日本の物語となり、それから有名な円朝の牡丹燈籠となったものである。
牡丹灯籠 牡丹灯記
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
荻原は
隣家
(
りんか
)
の
翁
(
おきな
)
に注意せられて万寿寺に往ってみると浴室の後ろに
魂屋
(
たまや
)
があって、
棺
(
かん
)
の前に二階堂左衛門尉政宣の息女弥子
吟松院冷月居尼
(
ぎんしょういんれいげつきょに
)
とし、
側
(
そば
)
に古き
伽婢子
(
とぎぼうこ
)
があって
浅茅
(
あさぢ
)
と云う名を書き
牡丹灯籠 牡丹灯記
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
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