“とうひょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
投票100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、ごまかしの誘惑ゆうわくや、一宣伝せんでんにとりことなるのを警戒けいかいし、自己じこしんずるひと投票とうひょうしようとしたのであります。
心の芽 (新字新仮名) / 小川未明(著)
先生はうで時計を見ながら、級長きゅうちょう高木光吉たかぎこうきち副級長ふくきゅうちょう中条奈良夫ちゅうじょうならおとに、小さく切った投票とうひょう用紙をくばらせた。
美しき元旦 (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)
其れから衛生委員えいせいいいんの選挙、消防長の選挙がある。テーブルが持ち出される。茶盆ちゃぼんで集めた投票とうひょうを、咽仏のどぼとけの大きいジャ/\ごえの仁左衛門さんと、むッつり顔の敬吉けいきちさんと立って投票の結果を披露ひろうする。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
みなさんの希望きぼう、みなさんのかくごを、この新時代しんじだい新年拝賀式しんねんはいがしきにりっぱにいいあらわしてもらうには、どの友人を立たせたらよいか。まじめに投票とうひょうしてほしいと思う。
美しき元旦 (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)
今、投票とうひょう用紙をくばるから、あの人ならと思う名まえを一つだけ書いてください。
美しき元旦 (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)