“でみせ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
出店81.8%
支店18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は関口屋の出店でみせでございますと云って、別に家業をやって見たいから、お前はお國さんと二人で一緒に成ってお稼ぎよ
梅屋の子供が長州、桝田屋ますだやの子供が薩摩さつま、それから出店でみせ(桝田屋分家)の子供が土佐とかで、みんな戦ごっこです。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
程経て船は呂宋へ着いたが、呂宋には島井家の支店でみせがある。そこで荷物を積み代えると船は海上を日本へ向けて、急いで取って返えしたのであった。
赤格子九郎右衛門 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
釈迦牟尼せいきやぼち畢竟ひつきやう愚人、苦労性なる摩訶陀の王子、天台智者は大法螺吹おほぼらふき、まつた伝教は山師の支店でみせ
南蛮寺門前 (新字旧仮名) / 木下杢太郎(著)