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てんまげどう
ふりがな文庫
“てんまげどう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
天魔外道
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天魔外道
(逆引き)
君恩をかさに着て利欲
名聞
(
みょうもん
)
のほか何ものもない行状は、ごく近ごろのことゆえ、きっと
硫黄
(
いおう
)
ヶ
島
(
しま
)
にいるあいだに、
天魔外道
(
てんまげどう
)
に心を食われ、都返りをして来た者は
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
されば、神と云い
仏
(
ほとけ
)
と云う
天魔外道
(
てんまげどう
)
の
類
(
たぐい
)
を信仰せられて、その形になぞらえた木石にも
香花
(
こうげ
)
を供えられる。かくてはやがて
命終
(
めいしゅう
)
の
期
(
ご
)
に臨んで、
永劫
(
えいごう
)
消えぬ地獄の火に焼かれ給うに相違ない。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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(2作品)
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