“てざわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
手触75.0%
手障25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぴゅーととんでくるナイフを、ぴたりと片手でうけとめ、ただちに竹見の心臓をねらってなげかえそうとしたが、そのとき妙な手触てざわりを感じた。
火薬船 (新字新仮名) / 海野十三(著)
かわらけの酒をちょっぴりめさせたり、のみの三郎丸(後の正儀)を、借り物みたいに、よろいの膝に抱きかかえて、しばらくは子の髪の毛の手触てざわりに
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いつになく手障てざわりのあらい言葉を使う。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)