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手障
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てざわ
ふりがな文庫
“
手障
(
てざわ
)” の例文
練物
(
ねりもの
)
で作ったのへ指先の
紋
(
もん
)
を押しつけたりして、時々
旨
(
うま
)
くごまかした
贋物
(
がんぶつ
)
があるが、それは
手障
(
てざわ
)
りがどこかざらざらするから、本当の
古渡
(
こわた
)
りとは
直
(
すぐ
)
区別できるなどと
叮嚀
(
ていねい
)
に女に教えていた。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
手障
(
てざわ
)
りがいかにも柔らかで、暖かい蒲団の中へ手をさしこんだように快い。
谷より峰へ峰より谷へ
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
いつになく
手障
(
てざわ
)
りのあらい言葉を使う。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
障
常用漢字
小6
部首:⾩
14画
“手障”で始まる語句
手障足障