“つりばし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
吊橋68.4%
釣橋26.3%
懸橋5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白い洲の上流は、河になつてゐると見えて、高い堤の上に、珍しい程メカニックな大きい吊橋つりばしがアーチのやうにかゝつてゐた。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)
その下に見える釣橋つりばしが戻り橋だ。川向から聞える朝々の鶏の鳴声、毎晩農村にあかりの色、種々いろいろ思いやられる。
千曲川のスケッチ (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
また、米寧海峡に駕したる鉄橋は、英国第一の懸橋つりばしにして、その名またかまびすし。ゆえに余、一詠して曰く
西航日録 (新字新仮名) / 井上円了(著)