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つりどの
ふりがな文庫
“つりどの”の漢字の書き方と例文
語句
割合
釣殿
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
釣殿
(逆引き)
伊豆守仲綱も、激戦のすえ体に多くの傷手を負うと平等院の
釣殿
(
つりどの
)
で自害した。その首を打った下河辺藤三郎清親は、敵の手に入らぬようにと大床の下へ投げ込んでかくした。
現代語訳 平家物語:04 第四巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
移し植えたあやめはとうに花をちぢらせ、
釣殿
(
つりどの
)
近く
鶯
(
うぐいす
)
の声が老いて行っても、二人の男は通いつづめた。父の
基経
(
もとつね
)
は永い間、ほとんど耐えかねていたように、
或
(
あ
)
る日、橘を呼んでいった。
姫たちばな
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
夏の頃水無瀬殿の
釣殿
(
つりどの
)
にいでさせ給ひて、ひ水めして
水飯
(
すいはん
)
やうのものなど若き
上達部
(
かんだちめ
)
殿上人
(
てんじょうびと
)
どもにたまはさせておほみきまゐるついでにもあはれいにしへの紫式部こそはいみじくありけれ
蘆刈
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
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