“つむぎじま”の漢字の書き方と例文
語句割合
紬縞100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから金も沢山呉れえが、こゝに金が七両あるだ、是ア少し訳があっておら手許てもとにあるだから是を汝がにくればい、此の紬縞つむぎじまあんまり良くなえが丹精してよりをかけて織らした紬縞で
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
年はどちらも三十四五であろう、二人とも黒っぽい紬縞つむぎじま素袷すあわせを着、痩せた男のほうは唐桟縞とうざんじま半纒はんてんをはおっていた。
ひとでなし (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
紬縞つむぎじまらしいさっぱりした着物に、角帯をしめ、秩父ちちぶ物の焦茶色に荒い縞のはいった、袖なしの半纏をひっかけていた。
青べか物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)