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つばなり
ふりがな文庫
“つばなり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
鍔鳴
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鍔鳴
(逆引き)
鍔鳴
(
つばなり
)
をさせて
鞘
(
さや
)
に収め、血の附いた紙を藪蔭へ投込んで、すうと
行
(
ゆ
)
きに掛るから權六は怪しんですうッと立上り
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
背なかの
鞘
(
さや
)
へ、三尺もある
白刃
(
しらは
)
が吸われて、ぴいんと、
辷
(
すべ
)
り落ちたとたんに高い
鍔鳴
(
つばなり
)
がひびく。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
侍は刀を
提
(
ひっさ
)
げたなりで水面を
透
(
すか
)
して見て居り、暫く経って
後
(
あと
)
へ
退
(
さが
)
り、懐中から小菊の紙を出して刀を拭いましたが
血染
(
のりじみ
)
もない様子ゆえ、其の儘
鍔鳴
(
つばなり
)
をさせてピタリと鞘へ収め、刀箱の風呂敷包を
解
(
ほど
)
き
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
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