“つちうら”の漢字の書き方と例文
語句割合
土浦100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
武芸の道が何よりもおすきでなア、先年此の常陸ひたち土浦つちうらの城内へお抱えに成りました者が有りまして、これは元修行者しゅぎょうじゃだとか申す事だが、余程よっぽど力量の勝れた者で
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
若党の一人ひとりは岩崎駒五郎こまごろうという弘前のもので、今一人は中条勝次郎ちゅうじょうかつじろうという常陸国ひたちのくに土浦つちうらのものである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
九年まえに行ったときは東京で式を済ませて式服のまま自動車を牛久うしく土浦つちうら石岡いしおか柿岡かきおかと、秋晴の野を丘を走らせたから板敷山は越えない。かっきり暮れてから着いた。
加波山 (新字新仮名) / 服部之総(著)