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つきごめや
ふりがな文庫
“つきごめや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
搗米屋
50.0%
舂米屋
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
搗米屋
(逆引き)
初めは市中の
搗米屋
(
つきごめや
)
に至り
低価
(
ねやす
)
に米を売るべしとて、僅の銭を投げ出し店に積みたる白米を理不尽に持行くもあり
大菩薩峠:16 道庵と鯔八の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
ここへ
籾
(
もみ
)
を持ち込むものが多くなり、その結果、市中の
搗米屋
(
つきごめや
)
と
米踏人
(
こめふみにん
)
が恐慌を来たして、我々共の職業が干上るから、水車を禁止してもらいたいと其筋に願い出た。
大菩薩峠:39 京の夢おう坂の夢の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
つきごめや(搗米屋)の例文をもっと
(2作品)
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舂米屋
(逆引き)
娘に、油町の
辻新
(
つじしん
)
という
大店
(
おおだな
)
の
権助
(
ごんすけ
)
を養子にして
舂米屋
(
つきごめや
)
をさせ、自分たちは二階住居をしていた。
旧聞日本橋:22 大門通り界隈一束(続旧聞日本橋・その一)
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
摺臼
(
すりうす
)
というものが入ってくる前には、玄米を得るのは
木臼
(
きうす
)
と
手杵
(
てぎね
)
との労働であった。上代の
舂米部
(
つきよねべ
)
の任務は今日の
舂米屋
(
つきごめや
)
のそれとは異なり、主として籾を玄米にすることを目的とした。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
つきごめや(舂米屋)の例文をもっと
(2作品)
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