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ついしゅ
ふりがな文庫
“ついしゅ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
堆朱
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
堆朱
(逆引き)
さては又腰に提げた
堆朱
(
ついしゅ
)
の
印籠
(
いんろう
)
から青貝の
鞘
(
さや
)
、
茶欛
(
ちゃづか
)
、
白金具
(
しろかなぐ
)
という両刀の好みまで優にやさしく、水際立った眼元口元も土佐絵の中から脱け出したよう。
名娼満月
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
白牡丹
(
はくぼたん
)
で買ったばかりの
古渡
(
こわた
)
りの
珊瑚
(
さんご
)
の根掛けや、
堆朱
(
ついしゅ
)
の
中挿
(
なかざ
)
しを、いつかけるような体になられることやらと、そんなことまで心細そうに言い出した。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
ひどくひっかかりそうなのは好まないので、
木魚
(
もくぎょ
)
などは多くもない採集の中にも三つ四つあったでしょう。その他
達磨
(
だるま
)
は、
堆朱
(
ついしゅ
)
のも
根来塗
(
ねごろぬり
)
のもありました。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
ついしゅ(堆朱)の例文をもっと
(15作品)
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