“ぢぎやう”の漢字の書き方と例文
カタカナ:ヂギヤウ
語句割合
地形100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そないにやにこい普請やない。裏の地形ぢぎやうさがつて、柱が開きよつた。……直ツきに元の通り出ける。何んでもない/\。」
太政官 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
空にはもや/\ともやのやうな雲がつまつて、日光がチカ/\桜の青葉に降りそゝいで、すゞめの子がヂユク/\きくさつてゐた。どこかで朝から晩まで地形ぢぎやうならしのヤートコセが始まつてゐた……。
哀しき父 (新字旧仮名) / 葛西善蔵(著)