“ちゅうげんべや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
仲間部屋60.0%
中間部屋40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はじまりはお屋敷そとを槍持六尺棒持を連れて見廻らんければなりません、槍持は仲間部屋ちゅうげんべやから出ます、棒持の方は足軽部屋からて、甃石いしの処をとん/\とん/\たゝいてるく
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
中間部屋ちゅうげんべやに馬鹿ばなしがはずんでいるらしく、どっと起こる笑い声が遠くの潮騒しおさいのように含んで聞こえる。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
一種茫漠たるこの人物は、この脇坂の中間部屋ちゅうげんべやにこれでもう十日ばかり流連荒亡るれんこうぼうしている。
顎十郎捕物帳:05 ねずみ (新字新仮名) / 久生十蘭(著)